今回は、SOUNDPEATSのインナーイヤー型イヤホン「SOUNDPEATS Air3 Deluxe」を提供いただいたのでレビュー。
インナーイヤー型というのは、耳の穴の中に押し込むタイプではなく、無印AirPodsのような耳に引っかけるようにして装着するタイプのイヤホンです。
AirPodsが第2世代で19,800円、第3世代で27,800円に対し、本機はアマゾンの↓のページで5,880円。さらに現在、10%OFFクーポンを適用できます。
しばらくテレワーク中心に活用してみました。
安いのですが、本機の売りである軽さ、音質や通話性能もしっかりしており、さらに着脱検知やIPX4防水、タップによる音量コントロール機能もついていて使い勝手は良好です。
SOUNDPEATSの製品は価格の割に性能や機能が充実しており、安かろう悪かろうとは一線を画す高コスパなものが多いのですが、本機も例外ではありません。
それでは見ていきましょう。
外観とスペック
まず同梱物ですが、イヤホン本体と充電用USB Type-C to Aケーブル。写真にはありませんが日本語対応のマニュアルもついています。インナーイヤー型なので、イヤーピースはありません。
ケース前面には、ペアリングやリセットに使うボタンと、バッテリー残量や充電状態を示すLEDインディケータがついています。
背面にはSOUNDPEATSロゴ。シルバーパネルがいい味出しています。
底面には充電用USB Type-Cポート。ワイヤレス充電には対応していません。
イヤホン本体はうどん型。
対応コーデックはSBC/aptX/aptX-adaptive。通信はBluetooth 5.2で、再生時間はイヤホンのみで5時間、ケース再充電込みで21時間です。充電時間は1.5時間。防水はIPX4。ドライバ径は14.2mmで音質は悪くありません。
内側には着脱検知センサがついており、再生中もイヤホンを外すと自動で停止してくれます。
底面には充電用の金属接触面。
操作は左右タップで行います。1回タップで音量上げ下げ(右が音量アップ、左がダウン)。左右の1.5秒長押しで曲戻しと曲送り。再生・停止が2回タップ。また、右の3回タップで音声アシスタント、左の3回タップでゲームモードです。
音が出る部分は↓のようなアミアミがついています。
重量は、ケースとイヤホン合計で実測36.6g。
イヤホン単体では4.1gでした。第3世代AirPodsがイヤホン単体4.28g、ケースが37.9gなので、それよりも軽いです。
ちなみに手元にあったAirPods Proは56.7gなので、手に持って分かるほど重さが違います。
ケースのサイズ感ですが、AirPods Proによくにています。
厚みは本機の方が厚いです。
気兼ねなくガシガシ使い倒せる
インナーイヤー型なので、低音を響かせて迫力ある音楽を聴くというような使い方ではありません。
ワークアウト中にBGM的に流すとか、つけたままテレワークでたくさん会議をこなしていくといった使い方に便利です。
そういった使い方であれば、軽量なため耳への負担が少なく、音質や操作性も良好で、かつこちらの音声もクリアに聞こえるので、使い勝手はかなり良好です。
気になる点は、イヤホンが外れそうになったときに耳に再度押し込んだりする際、音量上げ下げが反応してしまう点です。
それ以外は不満点もなく、むしろ仕事用PCとセットで持ち歩くのに重宝します。
AirPodsの半額以下なので、気兼ねなくガシガシ活用できるのが良いでしょう。よくある廉価イヤホンのように、何らかの妥協を強いられるようなことがないため、買って後悔する商品ではないです。
というわけで、軽くて使い勝手の良いリーズナブルなインナーイヤー型イヤホンをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください!