SOUNDPEATS Aura Nebula SoCの選定と使いこなしが重要な理由

完全ワイヤレスイヤホン(TWS)に関していえば、いまやアクティブノイズキャンセリング(ANC)は必須機能といえます。いわゆるエントリーモデルにも当たり前のように搭載されていますから、ANC非搭載のTWSがあるとすれば、搭載を見送るほどコスト削減を徹底したか、オープンイヤー型で効果を期待できないから敢えて搭載しないかのどちらかがほとんどではないでしょうか。

そしてAura Nebulaにも、ANCが搭載されています。もちろん、実用性の観点からANCは必要と判断していることもありますが、ANCを実装するときに有利な条件が揃っていたことも理由です。

有利な条件とは、Bluetooth SoCです。Aura Nebulaが採用した「QCC3091」は、Qualcommの第3代S3オーディオプラットフォームで「Snapdragon Sound」をサポートしており、TWS支援装備群とでも呼ぶべき強力な機能を備えています。aptX LosslessやaptX Adaptiveといった高音質コーデックのサポートも大きな理由ですが、それだけではありません。

それがANC関連機能です。最大240MHzで動作するデュアルコアDSP(Kalimba DSP)の強力な演算能力は、集音したノイズから逆位相の音を生成するまでの処理を高速化するときに有利で、ノイズ低減効果のみならずANC特有の違和感(耳が「ツン」とするような不快な閉塞感)の軽減にプラスに作用します。

しかも、ANCはアダプティブ(適応型)対応です。イヤホン本体/イヤーピースが耳にフィットしているか、隙間が発生しているかをリアルタイムに検出し、ANCのフィルター特性を自動的かつ瞬時に最適化することで、ノイズ低減性能低下を防ぐことができます。

このQCC3091は、弊社製品ではAir5 Pro/Pro+やH3など多くの製品に採用実績があります。言い換えれば、サウンドチューニングやANCの効果を高めるさまざまな処理にノウハウの蓄積があるわけで、それをAura Nebulaにも活用できることは大きなメリットでした。私たちは「継続性」と「(機能/主要部品の)使いこなし」を重視しており、それが音質やANCの効果に反映されていると考えています。

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